昨晩(正確には今日の深夜)、たまたまトイレで目が覚めて、テレビのチャンネルを回してみると、「なめとんか~やしきたかじん誕生物語」というドラマ(映画?)が始まる時でした。とても懐かしく、平成26年1月3日のことを思い出しながら視聴しました。あの口の悪さ・風貌とはギャップのある甘い歌声には人を虜にする「たかじんマジック」がありました。破天荒な生き様ではありながら、本質的な優しさが彼にはあったと思います。「たかじんnoばあ~」を手始めに、「たかじん胸いっぱい」「たかじんのそこまで言って委員会」「たかじんNOマネー」とチャンスがあれば見ていましたし、見れない時には録画をして後でゆっくり見ていました。それ位私にとって「たかじん」は特別な存在でしたし、当時カラオケでも「やっぱ好っきゃねん」「東京」などを歌っていました。ある人物に興味を覚えて録画して見たのは、恐らく「マイケル・ジョーダン」と「たかじん」位でしょう。

 平成26年1月3日の訃報は、店番をしながら見ていたネットで知りました。何か親族が亡くなったようなとても寂しい思いで一杯になりました。その後の休日には「たかじん」の思い出のビデオを見ながら、笑ったり、時には涙したことを今でも鮮明に記憶しています。追悼番組もすべて録画し、何度も見ました。

 その翌月に母が亡くなって又涙することになりました。母と「たかじん」を比較することは出来ませんが、何か心にぽっかりと穴が開いたようでした。共に来年七回忌を迎えるわけですが、時の過ぎゆく早さを再認識させられました。母も交友関係は深いものがありましたが、「たかじん」は芸能界は言うまでもなく、政財界にも深い繋がりを持っていました。

 人間、亡くなって初めてその人の真価が問われると言われることもありますが、私は「元気なうちに出来ることを一生懸命する」を目標に頑張って行きますよ!悔いを残さないためにも!人の評価は後で付いてくるもので、それを気にしすぎるとやりたいことも出来ないでしょうし!

 さすがに今日は少し寝不足です。